吉田こどもクリニック

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   ~知っておきたい子供の病気~

赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニア)

生後1ヶ月くらいからおへそがぽっこりと突出し、でべそになるのが臍ヘルニアです。大きいものは直径5cm以上にもなります。押さえるとグジュグジュといって引っ込みますが、また出てきます。これはへその緒が通っていた臍輪という穴が閉鎖しないために、お腹の中の腸などが出っ張ってくるために起こります。よほど大きくない限り、1才くらいになり筋肉が発達して臍輪が閉じれば自然に治りますが、張っていた皮膚のたるみが残り、美容上問題で後に手術をするケースもあります。

臍ヘルニアがあっても、ヘルニア陥頓という、ヘルニア内の腸がヘルニアの根元でしめつけられてしまう合併症はほとんどないため、治療は必要ないと言われる場合が多いです。しかし、最近当院では、かぶれの少ないテープを使用した綿球圧迫法による治療を行い良い成績をあげています。でべそを綿球で圧迫してテープで固定して、 1週間に1度通院してもらいます。その間、お風呂の時は、水にぬれないように特殊なフイルム(コーワのプロテクターフイルム、7x5cm、5枚入り)をテ-プの上にはってもらいます。通常2~3週間の治療できれいに治癒します。この治療の合併症としては、テープによる皮膚のかぶれや、細菌感染による皮膚のびらんやとびひ、テープをはがす時の皮膚の出血やびらんが10人に1~2人位起こることがあります。その際は合併症の治療が必要な場合もあります。

上記の合併症もご理解していただいた上、早く治療をはじめれば、皮膚のたるみがおきないため、生後2ヶ月くらいまでにこの治療を開始することをお勧めします。

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